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モネ展で橋を探す(土木日報240226)

exhibition review

DOBOOKU Reports: 土木について学んだことや発見したこと、好きを集めた日報

モネ
CLAUDE MONET JOURNEY TO SERIES PAINTINGS
革新的表現「連作」を生み出した過程に迫るー。

  • 場所:大阪中之島美術館 
  • 会期:2024.2.10(SAT)-5.6(MON)
  • 観覧料:2,500円
  • 10時-18時,(月)休館
ウォータールー橋,曇り

展示構成

  • SECTION 1  印象派以前のモネ 大作《昼食》を中心に,オランダで描いた風景画など初期の作品
  • SECTION 2 印象派の画家,モネ 1870年代から80年代にかけて,セーヌ川流域を拠点に各地を訪れ描いた
  • SECTION 3 テーマへの集中 何度も同じ場所を訪れ,対象が季節や天候、時刻によって絶え間なく変化する様子を描いた
  • SECTION 4 連作の画家,モネ 1880年代中頃から描き始めて「連作」へと結実した《積みわら》、そのほかの連作
  • SECTION 5 「睡蓮」とジヴェルニーの庭  後半生のモネがジヴェルニーで描いた村の様子や、愛した庭の情景

橋を探す

  • 《テムズ川のチャタリング・クロス橋》1903,吉野石膏コレクション
  • 《チャタリング・クロス橋,テムズ川》1903,リヨン美術館
  • 《ウォータールー橋,曇り》1900,ヒュー・レイン・ギャラリー,ダブリン
  • 《ウォータールー橋,ロンドン,夕暮れ》1904,ワシントン・ナショナル・ギャラリー
  • 《ウォータールー橋,ロンドン,日没》1904, ワシントン・ナショナル・ギャラリー

テムズ川沿いのサヴォイホテルの6階スイートルームのバルコニーからウォータールー橋とチャタリング・クロス橋を描いた。
ロンドン訪問の1番の理由は、悪名高い産業公害による霧を観察するため。

参考:マイケル・クラーク(前スコットランドナショナルギャラリー館長),旅する画家モネ,モネ展図録,pp.18-23,2023年

気になった絵

《ジヴェルニーの洪水》1896,ニュ・カールスベア美術館,コペンハーゲン
・ジヴェルニー(フランス)は暖温帯で年中雨量が多い地域だとか。“洪水“という字面で災害のイメージが膨らんでしまうので,モネ爺が淡々と描写していてドキドキしてしまう。

《エトルタのラ・マンヌポルト》1886,メトロポリタン美術館
ゾウの鼻みたいな奇岩。天然橋。ルブランのルパンシリーズの小説『奇巖城』の舞台。

今日の大発見 
・モネも橋好き⁉️

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