DOBOOKU Reports: 土木について学んだことや発見したこと、好きを集めた日報
モネ
CLAUDE MONET JOURNEY TO SERIES PAINTINGS
革新的表現「連作」を生み出した過程に迫るー。
- 場所:大阪中之島美術館
- 会期:2024.2.10(SAT)-5.6(MON)
- 観覧料:2,500円
- 10時-18時,(月)休館

展示構成
- SECTION 1 印象派以前のモネ 大作《昼食》を中心に,オランダで描いた風景画など初期の作品
- SECTION 2 印象派の画家,モネ 1870年代から80年代にかけて,セーヌ川流域を拠点に各地を訪れ描いた
- SECTION 3 テーマへの集中 何度も同じ場所を訪れ,対象が季節や天候、時刻によって絶え間なく変化する様子を描いた
- SECTION 4 連作の画家,モネ 1880年代中頃から描き始めて「連作」へと結実した《積みわら》、そのほかの連作
- SECTION 5 「睡蓮」とジヴェルニーの庭 後半生のモネがジヴェルニーで描いた村の様子や、愛した庭の情景
橋を探す
- 《テムズ川のチャタリング・クロス橋》1903,吉野石膏コレクション
- 《チャタリング・クロス橋,テムズ川》1903,リヨン美術館
- 《ウォータールー橋,曇り》1900,ヒュー・レイン・ギャラリー,ダブリン
- 《ウォータールー橋,ロンドン,夕暮れ》1904,ワシントン・ナショナル・ギャラリー
- 《ウォータールー橋,ロンドン,日没》1904, ワシントン・ナショナル・ギャラリー
テムズ川沿いのサヴォイホテルの6階スイートルームのバルコニーからウォータールー橋とチャタリング・クロス橋を描いた。
参考:マイケル・クラーク(前スコットランドナショナルギャラリー館長),旅する画家モネ,モネ展図録,pp.18-23,2023年
ロンドン訪問の1番の理由は、悪名高い産業公害による霧を観察するため。

気になった絵
《ジヴェルニーの洪水》1896,ニュ・カールスベア美術館,コペンハーゲン
・ジヴェルニー(フランス)は暖温帯で年中雨量が多い地域だとか。“洪水“という字面で災害のイメージが膨らんでしまうので,モネ爺が淡々と描写していてドキドキしてしまう。
《エトルタのラ・マンヌポルト》1886,メトロポリタン美術館
ゾウの鼻みたいな奇岩。天然橋。ルブランのルパンシリーズの小説『奇巖城』の舞台。
今日の大発見
・モネも橋好き⁉️