絵本やイラストレーション、工作、ワークショップなどさまざまな分野で活躍中の人気のクリエイティブユニット tupera tupera(ツペラツペラ)。亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニット。
顔のさまざまなパーツが天井からぶら下がっていて、口💋の形の入口をくぐって展示会場に進む。人が紙を切ったりちぎったりしてコラージュしている、その手仕事の跡が見えるところが気持ちいい。絵本の原画は、細かい指示が書かれていたり、えんぴつ文字が目に優しくうつる。絵本はかわいいなんて油断していたら『にらめっこしましょ』で震え上がることに。かわいくて、美しくて、丁寧。
コラージュは簡単なようで難しい。実際やってみるとワンパターンになったり、素材選びで日が暮れたり、お気に入りの紙を使うことが惜しくて、そっとストックの缶に戻したり、結局、不本意な、ちょっと見るのも嫌なものができあがる。センスは経験、繰り返しで培わられるものだと自分に言い聞かしながら、慰める。
顔というテーマを決めて、マネしてみたらどうだろうか？新聞紙でも、チラシでも、そこらじゅうのものに目と鼻と口、目だけでもつけたら顔になる。これはおもしろそう。
会場内は写真・動画撮影OK。メモがわりの撮影もいいけれど、作品の一部になって自撮りしたり、大きなマット？にカラフルなパーツが用意されていて、顔を作ることができる。天井の鏡に映った姿をパシャ。ノリノリの親と、退屈そうな子どもが印象的。家族やお友達といきたい展覧会。
会場出口にあるミュージアムショップは足早に立ち去らなければ、散財不可避のデンジャラスゾーン。
今、森永クッキーがtupera tuperaとコラボパッケージになっているので、これならリーズナブルに楽しめて、上手に切り取って…。うーむ。何かに使えるかな。
●今日の妄想●
世界中のキレイな紙を使ってコラージュをする。特に気に入っているのは古くて折れる紙。
tupera tupera のかおてん 2021.9.17 FRI - 11.7 SUN あべのハルカス美術館 チケットはローチケ、オンラインチケットで購入可能。 オンランチケットは asoview! へ登録してから購入手続きができる。会場改札でQRコードをかざして入場できるのが便利。ちなみに会場では受付でも販売しているけれど、チケットの自動販売機も設置されていて、電子マネーも使えるのでこちらも地味に便利。
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